淡路島OCN地域実験開始記念講演会


日時
1997年1月26日(日)12時30分より16時まで
場所
四州園 鳴門の間・1F ロビー
主催
淡路島インターネット協会・NTT神戸支店淡路営業所
後援
兵庫県・淡路地域整備推進委員会(洲本市・津名町・東浦町・淡路町・北淡町
    ・一宮町・五色町・緑町・西淡町・三原町・南淡町)
(財)淡路21世紀協会・(社)淡路青年会議所・洲本商工会議所・淡路文化協会
協力
編集工学研究所


大きく変貌する淡路島。新しい時代に向かって、住民が一丸となって、架橋にも地震に
も負けない新しい島づくりに取り組まねばならない時を迎えています。
また、「地方の時代」と叫ばれて久しいのですが、実際には遅々として進んでいないの
が現実のようです。 しかし、振り返れば、地域の文化や風土が、わが国の繁栄を支え続
けたのは周知のとおりです。
この独自に裏打ちされた文化と先達の智恵を、そこに住む人が再びあたため、 未来へ読
み替え、蘇らせていくことが、「真の地方の時代」「真の地方分権」への力となり得ると
考えています。
今、来るべき情報化へ向けて、OCNプロジェクトという「新しい道具」が生まれようと
しています。 その道具を使い、真の地域情報の発信と構築、そして一番大切な「人のネッ
トワーク」の再構築が、 まさに淡路島で始まろうとしています。
道路や鉄道、電話といった20世紀型の中央集権型の伝達手段から、マルチメディアという、
水平ネットワークへの転換は、地域にとって、時間と空間というハンデを乗り越える、そん
な新しい息吹を予感させます。 そして今回、この新しい波と、架橋と地震に大きくゆれる淡路
地域社会との融合した、コミュニティーを共に考える機会としたいと思います。
今回、慶応義塾大学の金子都容教授をお招きし、これからの地域と情報化社会、地域文化の伝承、
地場産業の振興などの観点から、 ご講演をいただき、パネルディスカッションをとおして、地域
の情報化と未来について皆様と共に考えてゆきたいと思います。
次第
第1部
基調講演(13:30 鳴門の間)
「まちづくりとボランティアネットワーク」金子都容(慶応義塾大学教授)
第2部
地域編集型「コミュニティーメーカー」(仮称)の紹介
第3部
マルチメディア時代を迎えて
第4部
パネルディスカッション
「新たな道具によるコミュニティーづくりへ」
コーディネーター
沖田雅一(あわじ島OCNソフト実験プロジェクト委員会)
金子都容ほか。
              以上Aネット事務局より転記。




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