広報洲本

中川市政2期目スタート


投票結果

任期満了に伴う洲本市長選挙は、8月25日、市内26か所の投票所で一斉に
行われ、即日開票の結果、中川啓一現市長が1万1千5百6票を得票し再選
を果たしました。当日有権者数は33,566人、投票者総数22,291人(有効
22,022、無効268、不受理1)、投票率は66.41パーセント(前回73.50パー
セント)でした。

洲本市財政白書

洲本市の台所事情をを示す「財政白書」を9月2日に公表しました。
この白書は、平成7年度の洲本市の「一般会計」と「特別会計」の決算見込み
、市の借り入れ金である市債の現存高や市民1人当たりの税負担などを取りま
とめています。
*一般会計
市の行政運営の中心となる一般会計では、市へ入ってきたお金(歳入総額)は、
183億9082万4千円で、昨年度に比べ3.7パーセント増えています。
一方市が使ったお金(歳出総額)は、176億6719万8千円で、昨年に比べて1.0
パーセント増えています。
この入ってきたお金と、使ったお金の差が7億2362万6千円です。ここから次年度
(8年)へ繰り越した事業に充てられるお金4億70444円を差し引くと、実質的には
2億5318万2千円の黒字となります。
入ってきたお金の主なものを見ると、歳入の31.6パーセントを占める市税は、前年
度に比べて、3.2パーセントの58億1448万6千円で、固定資産税は順調に伸びた(4.0
パーセントの増)ものの、個人市民税は、特別減税などの影響で、前年度に比べて
、0.7パーセント増にとどまる結果となっています。
市民1人当たりと1世帯当たりの税負担は、1人当たりでは13万54円、1世帯当たりで
は36万8千494円で、それぞれ前年度に比べて、3.3パーセントと0.9パーセントの増
となっています。
このほか、構成比で19.1パーセント占める地方交付税は、普通交付税の減収により
3.0パーセント減の35億1734万4千円となっています。
使ったお金では、人件費、扶助費、公債費(借り入れ金の返済額)の義務的経費は、
前年度に比べて、5.2パーセント減の64億7481万8千円となっており、歳出全体に
占める割合では、前年度より2.4ポイント減の36.7パーセントとなっています。
リサイクルセンター建設事業やふるさとづくり事業(湾岸事業他)などの普通建設
費と災害復旧事業費の投資的経費は、44億7032万9千円で、歳出全体に占める割合
では、前年度より3.6ポイント増の25.3パーセントとなっています。
財政の健全度を示す経常収支率は、前年度より3.1ポイント増の78.2パーセント
(市で70-80パーセントぐらいが好ましいとされています)となっています。
積立金残高(各種基金)は、24億7407万円、その内訳は、財政調整基金9億2483万
円、市債管理基金4億485万2千円、特定目的基金11億4501万8千円となっています。
財政指標で、国の交付税算定の目安となる財政力指数は0.619。また、市の借入金
の度合を示す公債費比率は、前年度より0.5ポイント下がり、16.1パーセント。
職員の給与水準の指標となるアパイレス指数は、前年度より0.2ポイント上がって
103.2となっています。
*特別会計
特別会計では、水道事業会計の収益的収支が、1億1971万9千円の純損失、国民健康
保険会計は、形式収支で1億6247万9千円の黒字となっています。

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